Intel Mac

(今後は出ない)ThinkPadや, 軽くてバッテリーの保つLet's NoteのようなPowerBookが出たら, 鼻血が出そうです. PowerBookも新しいCPUが出なくて, 困っていたようなので, PowerPCプラットフォームは潮時だったのでしょう. 説明会の時にも感じたことですが, IBMとしてはPCはもういいや, っていう感じでしたし.

その一方で, ゲーム機のCPUには, がんがん投資をしているんですよね. そして, そのゲーム機がPC化しようとしているところに矛盾を感じてしまいます.

参考
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0520/kaigai181.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0608/kaigai186.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0609/kaigai187.htm

家庭で機械学習をさせたり, 流体シミュレーション実験をする人はいないでしょう. ブラウザとメールとワープロと, 写真と音楽, テレビとDVD. これだけのことが10万円のPCでも十分すぎるほどできるのに. 第一, グラフィック性能と演算能力が上がっても, 音が良くなったり, ましてやブラウザが使いやすくなったりするわけではないから, いらないと思う人が多いと思うんですけど.

上の記事にある,

OSがあれば、その上のプログラムを書く人が出てくる。

というのは, 確かにその通りだけれども, プログラムを書ける人は有限だってことは, 覚えておいてもいいんじゃないかな. 仕様も全部オープンにして, 制限もなしすれば, 発展するだろうけれども, 企業秘密と, 著作権がらみのプロテクトばかりの上で開発を楽しもうという気には今のところなれない.