TRLオープンハウス in Kyoto

今日は、IBM東京基礎研究所(Tokyo Research Lab.)のオープンハウスが京都国際会館であり、それに参加してきました。オープンハウスとは、研究所の研究紹介と就職説明会を足して二で割ったようなものです(適当な説明だ)。

いよいよ来年度で大学生活も終わりだし、そろそろ真面目に就職を考えなきゃいけなくなってきたのですが、まっとうな就職活動など出来るわけもなく、周囲は就職=非常勤講師な世界なのです。そういう状況なものだから、これまで大学や公的機関の研究所への就職ばかり考えてきましたが、今日参加してみて、企業の研究所もいいかなと思ったり。

一番新鮮だったのが、研究の進め方。アカデミの世界では、最重要視されるのはPaperですが、企業ではまずパテント、特許です。論文は二の次というのが利益重視の企業系研究所だなぁと。話を聞いていると確かに研究所なのですが、結構R&Dっぽい感じも受けました。常に現場と密着した研究を行っている姿は、事務と書類に明け暮れる大学よりも魅力的に見えたのも確かです。

あと、説明の中でCellとかXenonなどゲーム機搭載のCPUの話*1が出てくるのはIBMぽかったなぁと。それにBlueGeneも結構押してるような印象を受けました。そうそう、PC部門は今月いっぱいで終わりだそうです。しょぼーん。

*1:プレステ3もX-BOX2もIBMが絡んでるあたりIBMもしたたかというか。そういや任天堂IBMだったっけ?