VMWare Server

ノートPCにLinuxの環境がほしかったので,無料になったVMWareをインストールしてみました.ゲストOSは,Fedora Core 6.インストールは特に何の問題もなく完了.設定してやれば,ゲストOSごとバックグラウンドで動いてくれるので非常に助かります.Puttyを使ってsshで接続し,コンソールから作業を行えば,普段と同じ感覚で操作できるのが嬉しいところです.coLinuxを使っていたときはちょっと大変でしたので.自然言語処理関係のツールのインストールでは,意外にもChaSenとJUMANがmakeでこけました.以下,作業メモとして.
Chasenでは,dartsに関するところを2カ所修正する.lib/dartsdic.cpp の71行目.

  • darts->setArray(cha_mmap_map(da->da_mmap));
  1. darts->set_array(cha_mmap_map(da->da_mmap));

同じく lib/dartsdic.cpp の180行目.

  • (const char*)keys[size] = key.data();
  1. keys[size] = (char*)key.data();

これでmakeが通るようになる.
次にJUMANでは,辞書のmakepatでセグメンテーション違反が起きて落ちる.ここでは,Makefileを見て,個別にmaekpatを実行すればよい.以上.
MEのツールmaxentも無事にインストールでき,機械学習のテストも動いたので満足してます.後はSVM用のスクリプトを作成しないと….

ついでに

Windows VistaのRC1を今更ながらにインストールしてみました…が,激しく使えない(泣).新しいPCを買ったらVistaだった場合,今までと勝手が違うからって怒る人が出てきそうな予感.こういうUIの変更はもっと慎重に行うべきだと思うのです.MacだってOS9からOS Xに移行するときに相当苦労したのですから,それとは比べものにならないくらいのユーザを抱えるWindowsではそれ以上に問題が出るでしょう.もっともできることなら,次のPCはMacにしたいのですが….